ホームページは公開されてからがスタート!
どのように運用していくかで、成果がでるかどうかが分かれてきますが・・
ホームページが公開された初期の段階ですでに「成果が出にくいホームページ」になっている場合もあります。
成果が出にくいホームページの場合は、適切な運用をしても成果が出るのが遅かったり、あれこれ頑張ってもビジネスに役に立たないどころか逆に時間とお金を損してしまっている、ということも。
これまで私が受けてきた相談の中で、制作会社が作ったホームページや自分で作ったホームページも含め、実際にあった“ホームページ成果が出ない原因”を紹介していきます!
こちらの記事を読むことで、成果の出ないホームページを作ってしまうこと・無駄な運用に時間とお金をかけることを防ぐことができます✨
目次
SEO対策がされていない
ホームページの大きなメリットの一つが、ネット検索で出てくること!
ですが、SEOの知識がないデザイナーに依頼した場合や、自分で作ったホームページの場合は、SEO対策がされていないこともよくあります。
屋号で検索しても出てこないんです😭
えりか
屋号でSEO対策がされていないからですねー!
ホームページって、あるだけで検索されるってわけじゃないんですねー!😱
↑そうなの😭↑
ネット検索で出てこない原因は、
- SEOのためのタグ設定ができてない
- ライバルが多くて強いキーワードで設定してしまってる
- 検索されづらい文字で設定してしまってる
などありますので、自分で作る場合はしっかり学んで、プロに頼む場合は「〇〇のキーワードで検索されたい」としっかり依頼することが大事です!
「ネット検索で自社のホームページが出てこない」と相談をいただいたときに私が最初に確認するのが、SEOチェキです。無料で軽くて便利なのでおすすめ✨
https://seocheki.net
「ホームページだけ」で考えられている
「ホームページにアクセスがない。」
「ホームページからの申し込みがない。」
そんなホームページには、「ホームページだけ」で考えられて作られている、という特徴があります。
どうゆうことかというかというと?
ホームページはあくまで、マーケティング導線上の「点の一つ」である!という視点が抜けているこということ!
- どんな目的を持っている人が(ペルソナ)
- どこからやってきて(集客)
- どこから出ていくのか(申込や購入)
そこが曖昧なホームページで結果は出ません><
ホームページはWEB上のターミナルなので、本来は点を線にして面にする役割も持っています!なのでホームページを「点」にしてしまうと本末転倒です😱
「ページだけ」で作られている
1ページをどんどん作っていくのはいいんだけど、ページごとに繋がってない状態のこと。
これは、自作のホームページでよくあることですが、ページごとに繋がっていないと訪問した人があちこち見れずにすぐにバックしてしまうので、成果にはつながりません><
他のページにつながるようにリンクを置いておくのはもちろん、他のページに興味を持ってもらえるような動線作りが大事!
ホームページもその中の1ページも、あくまで「マーケティング導線上の1つの点」という意識を忘れないように^^
デザインに重点を置いている
制作会社で作ったホームページにありがち!
デザインは素晴らしいけど、
- SEO設定がされてない
- マーケティング全体から見た導線になっていない
という状態。
特に“ HTMLサイト(簡単にデザイン変更できないサイト)”の場合は、導線よりもデザイン重視になりがちで、修正にも手間がかかるので、導線が悪いまま運用される方が多いです。
制作会社とクライアントの間に立ってやりとりの仲介をすることも少なくありません。
提供側が「書けることだけ」掲載されている
「書けることだけ書く」というのは、簡単に深く考えずに書ける内容だけを書くってこと。そうなるとつまり、内容が薄っぺらいってことです。
お客様に選ばれて、安定して事業を続けていくために大事な内容、例えば、
- 選ばれるために大事な、
強みや価値観や活動理念、お客様の声 - 安心してもらうための、
サービスや料金の詳細やキャンセルポリシー - 信頼してもらうための、
よくある質問や特商法の明記
などなど・・
これって書くの、正直めんどくさい。笑
他の競合サービスから真似てできることもあるけど、いちから自分と向き合って考えないといけないこともあります。
だからついつい深く考えずに他から持ってきた差し障りない内容で、もしくはホームページ内から掲載自体を消しちゃったりするわけですが、これがめちゃくちゃ大事なんです!!
ホームページ制作を依頼する大きなメリットは、プロに相談できる・意見を聞ける・提案があること! | ホー…
ホームページ制作をプロに依頼するメリットの中でも、大きなメリットだなと感じていることがあります。 それは、相談ができる・意見を聞く・提案があること! いいデザイン…
作りやすいように作られている
ホームページを作る目的が、「ホームページを作る!」になってしまっている場合になりがちなのが、この状態。
- 制作会社が作りやすいように
- 自分で作っている場合は自分が作りやすいように
作る側の、作るときの都合で作られているので、適正な運用ができない、ホームページを訪問する人が置き去りになってるケースも多々見受けられます。
手段が目的になってませんか?ってやつですね〜。
作る側の、作るときの都合も大事ですが、そっちに寄りすぎるとホームページの本来の役割が果たせなくなってしまいます><
これを脱出するには、徹底的に訪問側・見る側の視点に立つ必要があります!ペルソナになりきってみたり、ペルソナに近い人に実際にホームページを見てもらって感想を聞いたり、というのを私は普段やってます✨
ブランディングが考慮されていない
ホームページを作ることはマーケティングの一環ですが、
作るために大事なのはブランディング戦略です!
マーケティングとは
見つけてもらうための施策
ブランディングとは
選んでもらうための施策
つまりは、どっちもめっちゃ大事ー!!てこと。
マーケティングより頭を抱えるのがブランディングで、何をするかというと、
- 価値観
- 経験に基づく強みや共感
- 事業の在り方
- 社会に貢献できること
これらをわかりやすく理念やメッセージに込め、
見える化する(コンセプト・色・ロゴ・写真)作業になります。
・
・
・
・
・
ここまで読むと、分かる人にはわかったはず・・・
そうんなんです。
ホームページって、ブランディングができてないと、完成しないんですよねーっっ!!😂
じゃあ、ブランディングができてないとホームページ作っても意味がないかって言ったらそうゆうわけでもなく、ブランディングできる余白を残したホームページ制作が大事ってことになります。
大手企業の場合はブランディングはもう固まってるのでかっちり作れますが、個人事業の場合はゆるいブランディングで余白を作るのが大事。
成果の出ないホームページは、ブランディングが全く考慮されてないか、ブランディングの余白がないかのどちらかです。
適切な運用ができない
この記事の冒頭でも、「ホームページで成果を出すには正しい運用が大事!」と書かせていただきましたが、正しい運用をしようにも、仕組み的にそもそもできない!というホームページも度々見かけ、相談をいただきます。
- 同じドメインでブログが書けない
- 気軽に修正や編集ができない
この2つに当てはまる場合は、「ホームページで成果を出す」のは難しいです><
システム的な変更やリニューアルをするか、WEB担当としてホームページに詳しい人を雇うかを検討する必要があります
ホームページは「事業役に立つ」ためのものなので、ただあるだけでは役に立ちません💦未来のために投資するのもいい選択です!
さいごに
ということで!私が相談を聞く中で実際にあった、成果が出ないホームページの8つの特徴を紹介しました✨
ホームページで成果を出すには運用が必要不可欠ですが、運用の前の「作り方」がそもそも運用できるものになってないと、正しい運用をしても結果が出ません。
ホームページを作るときには、運用のことまで考えて作っていきましょうー✨