先日、WEB制作者養成講座の生徒さんから、こんなメッセージがありました。
「AIを使って仕事をしている人から、もうAIでホームページは作れるから、WEBデザイナーなんていらなくなるよって言われました。悔しかったです」
確かに、今のAIはすごい!
文章も画像、動画も余裕で作れるし、ホームページのデザインやコーディングまでできる✨



私自身も仕事でAIを大活用していて、その便利さを日々実感中です。
でも、だからといってWEBデザイナーの仕事はなくなるの?
って言われたら、
そうではない!
と感じてるのです。
ということでこの記事では、
AIでも簡単にホームページが作れる時代も、
WEBデザイナーの仕事は無くならないと思う理由を書こうと思います♪
目次
ホームページ制作は「作るだけ」じゃない
ホームページ制作というと、デザインを考えたり、画像や文章を配置したりする仕事をイメージする方が多いです。
でも実際には、その前に大切なことがあって、それは、
「誰に、何を伝えて、どうしてほしいのか」を整理する
=企画・設計をすること。
ちなみに、ホームページの企画や設計は、一般的にはWEBディレクターが担当する仕事です。
ただ、個人でWEB制作を請け負う場合は、ヒアリングから設計、デザイン、制作まで一人で担当するのが普通。
今回は、そんな設計から制作までを担当する個人のWEBデザイナーについてお話ししています。
実際の制作現場では、こんなことがよくあります。
①ターゲットがぶれる
女性限定サロンだったはずなのに・・
最初は「女性限定」と聞いていた美容サロンが、制作途中で話をしている男性も受け入れる方向になっている。
もちろん方針変更は悪いことではありません。でも、対象が変われば使う写真や言葉も変わります。
成果を求めてホームページを作るなら、ターゲットは一貫している必要がある。
なのでそんな時は、「最初は女性限定でしたよね?」と、一度立ち止まって確認します。
② 導線がぶれる
インスタを見ない人に、インスタで集客?
集客導線を設計するために理想のお客様(ペルソナ)を具体的に考えたとき、「この人はインスタを見ないよね」と結論が出ていて進んでいるのに、いつの間にかインスタ集客が前提になっている。
そんなときも、最初に決めた方向性に立ち戻ってどこかにずれはないか確認します。
③ 目的と手段がずれる
おしゃれなホームページにしたい!
とにかくおしゃれがにしたい!
動きもフォントも個性的にしたい!
でも・・・詳しく聞くと本当の課題は「お問い合わせが来ないこと」だった!
それなら、見た目だけでなく、サービスの魅力や安心感が伝わりお問合せしやすい構成が最重要。
希望する見た目が、集客やブランディングできるものなのかを確認する必要があります。
④自己満デザインに注意
好きなデザインと、伝わるデザインは違う
クライアントさんが好きな色やデザインが、必ずしもターゲットに合うとは限りません
好みも大切にしながら、届けたい人に伝わるデザインを提案する。
これも、WEB制作者の大切な仕事です✨
でも、それってAIにもできるんじゃない?
確かに実際、AIはターゲットの整理も、構成やデザインの提案もできます。
だから「設計は絶対に人間にしかできない」っと思ってるわけではありません。
ただ、お客様自身も考えがまとまっていなかったり、途中で方向性が変わったりするのが実際の制作現場。
そんなときに、お客様と対話しながら考えを整理し優先順位を決め、必要な提案をして、柔軟なバランスで一緒に判断していくのは、AIの力を活用するとしても結局人と人とのコミュニケーションがとても強い!
AIを活用しつつも、お客様に寄り添って目的を実現していくこと。



そこにWEB制作者の価値があると思っています。
AIは基本的になんでも「できます」「はいわかりました」と進みます。情報が整理されてない状態&希望をどんどん伝えるだけの指示では、整理されてないホームページが誕生しちゃうってこと。
「AIで作れる」と「誰でも作れる」は違う
さらに考えてほしいことが、
「AIでホームページが作れる」という話は、基本的にはAIを使って自分で作るということです。
そして、AIがあるからといって、誰もが簡単にホームページを完成させられるわけではないなーと現実を見ていても思います。
- AIに何をどう指示すればいいのか分からない人もいるし、
- AIが作ったものをどう修正したらいいのか?
- サーバーやドメインはどう設定するのか?
- 公開したあとに不具合が起きたらどうするのか?
これらを、AIを使いながらも自分一人でするのが難しい!って人もいます。
近い未来、AIがさらに進化すれば、もっと簡単に作れるようになるはず。
それでも、すべての事業者さんがホームページ制作に時間をかけたいわけではありません。
本業に集中するために、詳しい人に任せたいという方もいる。



やればできることでも、興味もなくて苦手がことを一生懸命勉強しながらやる時間って、事業者にとって効率が悪い💦
AIで自分で作れることと、専門家に依頼する価値がなくなることは、別の話です。
ホームページは作って終わりじゃない。
成果を出すには運用が必要
そしてもう一つ大切なのが、ホームページを公開したあとのこと。
ホームページは、完成しただけで自動的に集客できるわけではありません。
- どれくらいの人が見に来ているのか?
- どんな検索キーワードからアクセスされているのか?
- どのページが読まれていて、どこで離脱しているのか?
- こうした情報を分析しながら、必要に応じて文章や構成を改善していくことが大切です。
そのためには、SEOやアクセス解析、マーケティングなどの専門知識も必要になります。
確かにAIも、分析や改善案を考える時に役に立つ。
でも、集まったデータをどう読み取り、どんな改善を優先するかを考えるには、知識や経験が重要!



よく言われるけど、ホームページを作ることはゴールではなく、スタートです。
成果につなげるための運用や改善も、WEB制作者が提供できる価値の一つだと思います。
駆け出しWEBデザイナーさんへ
最初から設計も運用もできなくて大丈夫!
ここまで読むと駆け出しのWEBデザイナーさんの中には、「そんな難しいこと、私にできるかな?」と思う人もいるかもしれません。
でも、大丈夫!
私のWEB制作者養成講座でも、まずは「自分でホームページを作れるようになること」を大切にしています。
料理人を目指す人も、最初からメニュー開発やお店の経営までできる必要はありませんよね。
まずは包丁の使い方を覚え、基本的な料理を作れるようになる。そして実際に料理を作りながら、経験を積んでいく。
WEB制作も同じで、まずは作れるようになることが大事。
そして実際にお客様と関わりながら、「もっとこう聞けばよかった」「こう提案すればよかった」という経験を重ねていく。



設計や提案、運用の力は、そうやって実践の中で少しずつ育てていくのが一番です✨
AIはライバルではなく、心強いパートナー
これからの時代、WEB制作の仕事の一部がAIに置き換わるのは確実。
実際に私も、原稿やデザインのたたき台をAIに出してもらったり、コードを書いてもらったりしています。
AIがあるからWEBデザインを学ぶ意味がない、ということではない。
むしろ、AIを活用することで、学習も制作も、これまで以上に効率よく進められる時代なので、めっちゃラッキーだと思ってます😌
例えば、同じホームページをAIで制作できたとしても、
- 何のために作るべきなのかを考える
- AIの提案が適切かを見極める
- お客様の予算や事業の状況に合わせて優先順位を決める
- 公開後に結果を検証し、改善を続ける
- 問題が起きたときに責任を持って対応する
こうした仕事にも、大きな価値があります。
これから先はこれらの一部もAIに任せられる時代になっていくことで、ホームページを作る技術そのものの価値は変わっていくと思う。
だからこそただ作れる人ではなく、AIも活用しながら、お客様の目的を実現できるWEB制作者を目指すことが大切だと思っています。
とはいえ、最初から全部できる必要はなくて、
設計はよくわからなくても、WEBの面からお客様の成功を支える価値を提供していく。
AIも活用しながら、実践を通して少しずつできることを増やしていけばいいと思います😌
これからWEB制作を学ぶあなたにも、自信を持って一歩を踏み出してほしいと思ってこの記事を書きました✨
長ーい記事になりましたが、読んでいただきありがとうございました♪
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